早期英語教育の重要性

インターネットによって英語がグローバルスタンダードになったのと企業の国際競争力が問われるようになったせいか、小学校でも英語を教える時代になってしまいました。
私は元々は早期の英語教育には疑問を感じる方でしたが、時代の流れでは仕方ありません。


え〜私の母の実家がある田舎での英語にまつわる話です。
(いまだに近所にコンビニが無いっつーくらいの田舎です)
随分昔のことで戦後間も無い頃の話だそうです。
その頃は食料難で食べていくだけでも大変でした。
その田舎のとある貧乏一家は、貴重な蛋白源として、山に行って野犬を捕まえ、こっそり食べてました。
当時でさえ犬を食べてしまうのは、あまり外聞の良い話ではありません。
その一家では、小さい子供がうっかり犬のことを話して犬食いがばれないよう一計を案じました。
子供に犬のことをドッグというように教え込んだのです。
当時は簡単な英単語でも田舎町には馴染みの薄いものだったのです。
その家に、お客さんが来た時のこと、最悪のタイミングでお腹を空かせた子供が騒ぎ出しました。
犬肉がしまってある戸棚を指差し、犬肉を食べたいと喚きだしたのです。
普通に「犬くー!犬くー!(=犬食う=犬が食べたい。田舎ですのでなまってます)」と言ってたら、お客さんにも何を言ってるのか判ったのでしょうが、
子供の口から出た言葉は「どっぐくー!どっぐくー!」でした。
お客さんは「この子は一体なに騒いでんだべ?」くらいの反応で、目出度く犬食いはばれずに済んだそうです。
簡単な英単語一つ子供に仕込んだだけで、いらぬ恥をかかなくて済んだのですから英語様様です。


いや〜やっぱり英語は小さい頃から教えておくべきですね!