良い子の交渉

カタンの話です。
カタンではプレイヤー間で手持ち資源をトレード出来ます。いわゆる交渉です。
ボードゲームでは手札のトレードが出来るゲームは少数派です。
カタンは、これが出来ることでプレイヤー間のパワーバランスの均衡がとれやすくなっています。
もしカタンに交渉がなければ面白さは半減するでしょうね。


その交渉の仕方ですが、基本的なところですと
「木で土は出ますか?」「麦は何で出ますか?」「私が鉄だすと何が出ますか?」とかです。
もちろん他にも色々あります。一部あげてみましょう。


「おまけがつくならオッケーします」
1対1でのトレードを申し込まれた時、いまひとつ気が進まないのだけれど余計に資源もらえるなら得なのかな?って時に使います。


「なんでも3枚で出しますよ」
初期配置で港に家を立てた人が序盤で使う手です。どのような資源の組み合わせでも3枚もらえるなら相手の望む資源を1枚出すという方法で、港の利便性を最大限利用しようという手法です。以前ネットで見かけた手ですが、今は流石に廃れましたね。


「騎士カード切らしました。カード引くのに麦1枚ください」
いわゆる伏せカードのカミングアウトです。騎士賞争いしていて、今自分がカード引かないと別の人に騎士賞が移ってしまい、その人が勝ってしまうとかいう時に他プレイヤーに協力を求める方法です。


ま〜皆様色々工夫をしていますね。「交渉を制するものはカタン島を制する」なんて言葉もあるように、交渉はとっても大事です。なにか新しい交渉術を開発してみるのも楽しいかもしれません。


ちなみに下に貼ってあるのは以前私が使ってみた交渉術なのですが、成功したためしがありません。
古より伝わりし由緒正しい説得方法なのに何故なのでしょう?
こういう時、世の中間違ってるな〜って思いますね。